ストレスと免疫力

ストレスとは

今回はストレスと免疫の関係という事で、ストレスにフォーカスしたいと思います。

これまでの記事にも多々出てきた言葉であり症状ですね、しかも現代では何かとストレス性とされる傾向にあります。

昭和の時代のひと昔前にはストレスという言葉は存在せず、時代もストレスなど知らないド根性の時代でしたが、現代では様々な事が解明されており、ストレスは殆どの物質に影響が有ると分かってきました。

ストレスとは、カナダの生理学者ハンス・セリエ博士によって初めて使用されたもので、感染・心労・精神緊張・苦痛・寒冷などの刺激に対する身体の反応になります。

「悲しい」「不安」「怖い」「怒り」などの精神的な刺激を感じると自律神経内の交感神経が緊張しコルチコイドと言うホルモンが分泌されます。コルチコイドはステロイドホルモンの一種で免疫細胞の働きを減少させたり、死滅させたりしてしまいます。

そのためストレスを長く、または強く感じると連動して免疫力も弱まってしまいます。

 

ストレス

 

免疫力とは

免疫力とは、身体に侵入したウイルスや細菌、腫瘍などを防御し排除する機能です。

免疫システムは免疫細胞である白血球であり、主に

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■ リンパ球

■ 顆粒球

■ マクロファージ

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三種の免疫細胞が存在します。

リンパ球は免疫細胞であるNK細胞にも深く関係しております。

免疫には3つの特徴があります「記憶」「特異性」「寛容」です。

 

[st-kaiwa1]リンパマッサージでリンパ球を流す事が大切ね[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]質の高い免疫細胞を全身に流す事が良いんですよね[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]その通りです!

質の高い免疫細胞リンパ球を流すには適した運動とリンパマッサージですね![/st-kaiwa1]

 

 

「記憶」

1度侵入して来たウイルスや細菌等の情報を記憶し2度目に侵入してきた際には記憶していた対処法を使用して速やかに防御又は排除致します。

 

「特異性」

カギとカギ穴に例えられます、1度感染すると抗体と言うカギとカギ穴が出来ます、なので同じ感染症だとカギ穴に直ぐにカギがはまりブロックする事になり発症しない事になります。違う感染症に侵入されるとカギがカギ穴に合わず発症を許してしまう事になります。

この事を免疫学での特異性と言います。

 

「寛容」

移植時に拒絶反応が起こらずに生着する事を免疫学上の「寛容」といいます。

寛容な性格の人(何でも受け入れ、文句を言わない)の例え。

 

LPSと免疫細胞

ステロイドホルモンによる免疫細胞への攻撃で、マクロファージが細胞死する確率がLPSを取り入れると減少すると言う実験結果が出ています。

このことからLPSをサポートする食事やサプリを摂ると良いと言われております。

 

LSPとは

細菌由来のビタミン

免疫ビタミンとも言えるLPSは、食用植物では、野菜、穀類、海草などに多いです。

土壌の細菌は根菜にはもちろん、葉野菜、穀類にもたくさんついています。海の中の海草にもついています。LPSは食用植物とともに自然摂取されます。

 

LPSが多い食材

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■ あした葉

■ ワカメ(乾燥)

■ メカブ(粉末)

■ しいたけ

■ 小麦胚芽

■ 玄米

■ 漢方にも多く含まれる

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基本、乾燥させた食材に多く含まれる

LPSはストレスに負けない身体を作る栄養素です、ストレスが多い方は積極的に摂取する事をお勧めします。

 

[st-kaiwa1]マクロファージを減少させない為にもLPS栄養素をすすんで摂りましょう![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa3 r]はい! そうですね、ストレスは避けれない場合が多いですものね[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa1]LSP栄養素が満たされていれば、イライラしたり不安に思うような事が軽減されるんです![/st-kaiwa1]

 

LPS栄養素

 

加齢によるマクロファージの減少

加齢により風邪をひくと治りにくい、ケガのあとが残る、ワクチンが効きにくい等の現象が起こるのは、マクロファージの数が若い時よりも約10倍程減少しているのです。なので、減少している分は補えばよいのです。そして、この事を脳が良く理解をしていると身体の反応が早いのです。それが、健康の秘訣となります。

また同様に他の免疫細胞も衰えてくるので食事やサプリメントで上手に補ってあげましょう。

 

ストレスと自律神経との関係

上記でも記載した通り、交感神経が緊張してステロイドホルモンの一種を放出し、免疫細胞の働きを弱めます。過度のストレスがかかると交感神経が優位になりアドレナリンが分泌されます、それにより白血球内の顆粒球が増加し、その、増加した顆粒球の役目が終わるときに活性酸素を広範囲に放出します。それにより組織破壊を起こし、血管が収縮して血行も悪化する事になるのです。その結果、細胞の劣化、血行障害、がん、心臓病、不眠、高血圧、便秘など様々な疾患を引き起こします。

ストレスを過度に患ったり、長期に及ぶストレスを患うと、交感神経が優位になった状況が続き体調不良を起こします。長期に及ぶことにより交感神経が休まらなくなったりするバランス崩壊を引き起こします、これが自律神経失調症の始まりになります。

自律神経失調症になると改善するのに時間が掛かりますし、大変な労力を要します。

では、そうならない為にも自律神経内の副交感神経を優位にする方法を実施しましょう。

(最後に記載:副交感神経を優位にする方法)

 

[st-kaiwa1]過度や長期のストレスの場合は他の人に早めに相談して下さい[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2]ストレスに対抗する知識を身につけましょう[/st-kaiwa2]

 

ストレス

 

最後に

現代社会では特にストレスに晒される事が多いと言えるでしょう。また、ストレスのない社会など存在するのか?その様な疑問すらストレスと言えそうですね。

私たちの、現代社会には様々なストレスが存在します。そのストレスが無くなる事の方が難しいでしょう。たとえ注意していても交通事故の様にもらい事故のようなストレスも有りますね。

しかし、そのストレスに対抗する方法がある事も忘れてはいけません。

ストレスを取り去るのは難しくても、ストレスによるダメージの軽減やストレス効果の減少は自分次第で出来るのです。その為にはストレスを認めてストレスを上手に受け入れる事が大切です。ストレスが軽減しストレスに負けない強い身体とこころを維持ましょう。あと、笑う事がもっとも大事なので忘れずに!何事も笑って蹴飛ばすくらいの気持ちが大事という事ですね。

それでは、また

 

副交感神経を優位にする方法

■ ストレスを認め、生活を見直す

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■ 程度な運動

 

 

副交感神経を高める

 

 

 

 

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