今回は免疫力を高める食材としてお肉に注目したいと思います。
お肉と言えば好きな方も多いですよね、実は、お肉は免疫力を高める大切な食材なのです!あまりお肉を摂らない方とお肉を良く摂る方ではお肉を摂る方の方が格段に免疫力が高いのです。
しかも、それ以外にも様々な良い効果が期待できるので、積極的に取る事をオススメします!
それではお肉を解説して行きます。
お肉がなぜ免疫力UPに有効なのか
お肉が何故?免疫力を高めるのか
それは、動物性たんぱく質が免疫力を上げているのです。動物性たんぱく質の一種であるアルブミンが有効的に免疫力を高めおり、アルブミンは脳卒中・心筋梗塞・感染症に非常に効果的に作用しております。桜美林大学名誉教授・特任教授、医学博士、日本老年医学会認定専門医、日本内科学会認定医の柴田博教教授によると、アルブミンが低い人ほど早期に死亡すると研究結果でまとめております。
アルブミンの効果が高い人が長生きすると言うのは、アルブミンの効果が高いと免疫力が高くなり病気のリスクが減少すると言う解釈です。しかも感染症に対して非常に効果的なのです、コロナウイルス対策としてお肉を多く摂取してアルブミンを高めるのは非常に有効ですね。
アルブミンとは
血液中にあるたんぱく質のうち最も多い物質がアルブミンで、主に肝臓で作られます。
アルブミンが血液中にあることで血管の内側と外側の水分のバランスが保たれます。またアルブミンの別の働きとして、ホルモンと結合して体中に必要な物質を運搬する働きや、筋肉のエネルギー源である脂肪酸もアルブミンが運搬しています。アルブミンの効果が高いと免疫力が高くなり病気のリスクが減少します。
アルブミンは良質なタンパク質を摂取する事で補えます、良質なタンパク質の摂取と運動を合わせると、ダイエットにもつながり引き締まった体形になります。良質のタンパク質を摂り上手に活用しましょう。
アルムビンの多い食品
赤身肉
ささみ
鶏肉
サーモン
まぐろ(赤身)
卵
チーズ
ヨーグルト
豆製品(大豆たんぱく質)
アルブミンが低下するとどうなるか
タンパク質の摂取が低下し、血液中のアルブミンが低下すると様々な疾患を引き起こします。真っ先に出る症状として両足の浮腫になります、心不全の悪化でも同じ症状が見られるので検査が必要になります。
アルブミンの生成が低下すると、肝不全・肝硬変・慢性肝炎などが疑われます。また、肺炎・感染症・がんなどが発症すると大量のアルブミンが消費され低アルブミンとなります。
亜鉛の効果
免疫細胞の活性化の一つの栄養素に「亜鉛」があります。
亜鉛には細胞分裂や新陳代謝を促す作用があり、多く摂取すれば免疫が活性化し免疫力が向上します!
また、亜鉛は取りずらい食品(体内での吸収率が低い)でもあるため、ビタミンCとやクエン酸を含む食品と一緒に摂ると良いです。
ビタミンCとリンパの良好な関係
亜鉛の多い食品
牛肉の赤身
豚レバー
鶏肉
牡蠣
卵
ブロッコリー
お肉の様々な効果
セロトニン(脳内物質)の原料であるトリプトファンが多く含まれている
うつ病に効果的なセロトニンを増やす必須アミノ酸のトリプトファンが豊富に含まれており、脳神経機能を高めて精神安定を保ちます。
血圧を下げる
血圧を下げるタウリンも含まれております。
タウリンには細胞を正常に保つ作用があり、肝臓に対して再生促進作用があります、肝臓を元気にする事で、アルブミンの生成を助ける事に繋がり、免疫力の向上に役立ちます。
動脈硬化の予防
美味しいお肉にはオレイン酸が多いと言われ、オレイン酸は動脈硬化を予防すると言われています。また血中コレステロールを減らす作用もあります。
多幸感・リラックス効果
お肉にはアナンダマイトが含まれておりアナンダマイトは別名「至福物質」と呼ばれ、高揚感をもたらします、なので美味しいお肉を食べると「幸せな気分になるのです」このメカニズムは脂肪を含んだお肉を食べる必要が有ります。
アナンダマイトを摂取することでリラックス効果や免疫向上、記憶力向上なのどの効果が有ります。
ダイエット、スタミナ源
牛肉の赤身肉に多く含まれる「カルニチン」は脂肪酸の代謝を促進します。
「牛の赤身肉はタンパク質の塊。そしてタンパク質とは人のカラダのなかで一番重要な栄養素です。筋肉、内臓、血管、髪や皮膚、骨までも、すべて主成分はタンパク質です。そのタンパク質をしっかり食べれば、筋肉量が増え、代謝が上がり消費カロリーが増えます。
カルニチンは年齢と共に体内でつくられる量が減るので、中年太りの原因に……。だからこそ、カルニチンが豊富な牛の赤身肉を食べてほしいわけです。ダイエットに役立つ、食べるサプリともいわれてます。
最後に
お肉は私たち日本人にとって重要な栄養素になりました。歴史を振り返ると日本人がお肉を多く食べ出したのは江戸時代末期の明治維新の頃だと言われております。まだ約150年ほどしか経っていないのです。
当時の日本人は良質なタンパク質の殆どを大豆食品で摂取し残りを魚から取っていたと思われます、身長が低く痩せているイメージですね、このイメージを変えたのが「お肉」なのです。お肉はスーパー栄養素なのです。お肉を食べると寿命が延びると柴田教授は言っています、お肉を食べると免疫力の向上にして病気に強く筋肉を強く健康促進してくれます。
多幸感も与えてもくれリラックスにも繋がります。また、お肉とビタミンCは相性は高いので、一緒に積極的に取りましょう!しかし、脂身ばかりではなく、赤身肉を中心に摂らないと逆に肥満に繋がるので注意しましょう。
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