糖質について
糖質には「多糖類」と「単糖類」と「少糖類」の3種類があり、どの様に理解するかと言うと、糖質が結合している数で判断します。
糖質の約90%以上が胃で消化され、腸へは「単糖類」の状態になり吸収されます。
吸収された1部は肝臓に送られエネルギー源に使われたり、グリコーゲンとして貯蓄されます。また、1部は血中に「ぶどう糖」の形で放出され脳や筋肉のエネルギーとなります。
脳のエネルギーは「ぶどう糖」のみの為、欠かす事は出来ません。
糖質不足に陥ると、「疲労感」「精神的不調」「頭痛」「動悸」「ふるえ」「異常発汗(冷汗)」「思考低下」「アレルギー」等の症状が表れます(人により違いがあります)
糖質過多になると脂肪に変わり蓄積されます。
この様に、糖質は少なすぎても多すぎても健康被害に陥ります。
適度が健康と美容に最も良いという事になります。

甘味料について
近代になり、砂糖の代替品として登場してきたのが甘味料です。
甘味料は2種類に分類されます。糖質系の「糖質系甘味料」、非糖質系の「非糖質系甘味料」です。
甘味料には砂糖にはない利点も有りますが、デメリットもあります。
■「糖質系甘味料」は砂糖より、やや低めの甘さやカロリー。
■「非糖質系甘味料」は低カロリー無カロリー、甘みは砂糖の200~800倍。健康被害の事例もあり。
理解して上手に使い分けるのが大事ですね。

白砂糖の危険性のホント?
白砂糖は危険だ!漂泊しているから白い!子供が狂暴になる!という事を聞いた事はありませんか?
実は私も有ります。そこで砂糖の製造方法を調べた所、根も葉もないウワサだという事が判明しました!
白砂糖は、製造の過程で精製してショ糖の結晶のみ(99・9%)にする製法です。という事は、ミネラル分がほぼない純粋なショ糖という事になります。
ウワサは怖いですね!こちらも上手に使い分けましょう。
砂糖の成分の違い
■ 白砂糖:ミネラル分ほぼ含まない。白砂糖のうち、グラニュー糖が最もショ糖純度が高く、99.9%以上がショ糖
■ 三温糖:ミネラル分を約0.25%含む
■ 黒砂糖:ミネラルなどショ糖以外の成分が15%ほど

糖質制限の危険性
近頃、流行している糖質制限ダイエットの危険性について説明します。
上記を見て、糖質の大切さが理解できたと思います。しかし知識不足での糖質制限はとても危険であるという事です。死亡例もでております。
何故?危険なのか?
■ 脳のエネルギーは「ぶどう糖」のみである事
■ 「ぶどう糖」不足による高ケトン体状態による【死亡例】もある事
■ 糖質不足によりタンパク質が分解➡筋力低下
■ 糖質不足による代謝低下
■ 様々な身体的不調
糖尿病による糖質制限は医師との相談で期間や投薬を決めて行う事は良いとおもいます。
知識不足による無理な糖質制限ダイエットは避けるべきですね。

糖尿病の方(予備軍の方)の糖質への認識
世界の糖尿病患者は2021年で5億3,700万人です。
日本では世界9位の1,000万人と言われ、予備軍を含めると更に3~5倍と言われています。
厚生労働省の「令和元年 国民健康・栄養調査」によれば、疾患が疑われる人を含めると、日本人の5~6人に1人が罹患しているとも。
世界的に増加傾向にある糖尿病の方は、はたして糖質制限をしているのでしょうか?
まず、糖尿病には1型と2型があり、1型はインスリン注射が必要となり絶対数も少ない。2型は重度でなければインスリン注射は必要なく、食事療法や投薬で健康管理をする。(2型の罹患、予備軍が多い)
2型糖尿病の糖質制限は重度でなければ、それほど厳しい制限は必要ないと言われています。
それよりも腸内フローラを改善して免疫を上げる事が大切なのです。必要な糖質もあるので、取らないと余計に悪くなる可能性もあります。また、腸と糖尿病の関係は深いと言われていて、免疫や腸内環境バランスを良くする事に注力して、投薬ではなく改善に向かっていく事をオススメします。

私の主人が昨年より2型糖尿病に罹患した事により、その経験と知識は少なからず持っております。
現在2022年6月の時点では投薬はしておらず、糖質制限もしておりません。(過剰摂取はしてないです)
免疫向上と生活習慣の見直し、食事と運動を心がけて生活をしております。
糖尿病の方やご家族は、ネガティブにならずにポジティブに考えて行きましょう、様々な方法で改善が出来ます。
詳しくは、↓の記事をみて下さい